「ドーパミン」「セロトニン」「GABA」といった言葉を最近よく耳にしませんか?
これらは神経伝達物質の一種です。神経伝達物質とは、神経細胞と神経細胞の間の情報伝達を担う化学物質で、
私たちの身体の中にはたくさんの種類の神経伝達物質があります。
「小児神経伝達物質病」とは神経伝達物質の生成に係わる先天性代謝異常症です。
世界的にとてもめずらしい病気で、まだ日本でもあまり知られていません。
そのため、正確な診断と適切な治療を受けていない患者さんが国内にまだ多くいらっしゃるのではないかと推測されます。